「おっさんは若い」奥田民生がソロ30年で導いた説 「愛のために」でねぎらう…単独インタビュー(前編)_れい ぴぴ
今年ソロ活動30周年を迎えるミュージシャンの奥田民生(59)が、おっさんソロ30ためにでねぎらうインタビュースポーツ報知の単独インタビューに応じた。い奥愛のシングル「愛のために」(1994年10月21日発売)でソロ活動を本格始動。田民れい ぴぴ来年5月には還暦を迎える。生がた説「ユニコーン」で90年代のバンドブームを牽引し、年で21世紀も日本のロックのトップランナーであり続けるカリスマの胸の内に迫った。導い単独(高橋 誠司)
「30年の重み? ないですけど」。前編奥田は笑いつつ、おっさんソロ30ためにでねぎらうインタビュー渋みのある声を響かせた。い奥愛の「何も変わってないんですよね、田民活動は。生がた説バンドを始めた頃は割とバブリーだったのが、年で節約しなきゃいけなくなったくらいで。導い単独基本は何も(変わってない)。前編れい ぴぴ大河ドラマにも紅白にも出たわけではない。おっさんソロ30ためにでねぎらうインタビューどうでも良くなってますね、いろんなことが。どうしたらいいですか?(笑い)」
それでも30年間、ロックの最前線を走り続けてきた。「ボーカリストとしてすごいと思われたいとか本当になかったんですけど、ここまでやってくると、この声のおかげはでかいなと思いますね。親に感謝するっつうか。こっから先、人間誰しも遅かれ早かれ声が出なくなるんでね。30代、40代はすごかったんですよ。吐くまで飲んでも楽勝だった。今もまだまだ出てる方だけど、もう楽勝じゃない。もちろん鍛えなきゃいけないと思ってます。ラーメン毎日食ったらあかんとかね。酒もちょっとずつ減らしてますよ」
人気絶頂のまま「ユニコーン」が93年に解散し、ソロを本格始動したのが29歳。「愛のために」がいきなりミリオンヒットした。「本当はもうちょっと休んでいようと思ったけど、なんか作り始めたら、できて。バンドを解散して、心細い気持ちを奮い立たせてるんですよ、たぶん。名刺代わりみたいな。テンポは緩いけど派手目の曲ですよね。バンドだとテンポは速目で、とかレコード会社の人は必ず言うんですよ、当時。そんな中であの感じっていうのも俺としては大事でした」
「イージュー★ライダー」「さすらい」がヒットし、ユニット「井上陽水奥田民生」や、プロデューサーとして手がけた「PUFFY」も大成功を収める。40代半ばとなった09年にはユニコーンも再始動。50歳で自身のレーベル「ラーメンカレーミュージックレコード」を設立し、自宅録音の様子などをYouTubeで配信するなど常に新たな表現を模索してきた。
「これはダサいとか、かっこいいとかって、その場で違うし、日によって違うし、やり方によっても違う。ダメなものもよいものもないんですよ。普通はやらないようなことも、うまくやれば新鮮なんじゃないかと。そういう順番で物事を考えるようにしてますね。NGがないように。共演NGないですよ(笑い)」
自由で自然な生き方はいつしかあこがれの対象になり、「奥田民生になりたいボーイ 出会う男すべて狂わせるガール」(作・渋谷直角)という漫画が登場。映画化(2017年、主演・妻夫木聡)もされるほどの現象になった。「いや、遊んでるように見えて休みはそんなにないですよって言いたいけど。自分が楽にできるためのアイデアとか、そういうことは常に考えてて。無駄な努力はしたくないけど、楽になるために努力することはいいことなんで。周りもそれをやらせてくれて、なんとなく評価も受けて、やり続けられているという意味では、すごく自分では誇らしいことですし、あこがれるのも当然だと思いますね。実際違いましたけど、(漫画の主人公が)あこがれてる内容は(笑い)」
自身を俯瞰(ふかん)して見ている。「この中肉中背なのもいいし、人当たりとか顔の形もあるでしょうし、計算しても無理なところがあるじゃないですか? そういうことで自由そうに見えるってのはいいことだと思ってますね。めちゃくちゃ売れた代表曲がないってのもいいわけよ。それをみんなが評価してくれることに対しては『でしょ?』って思いますね」
そんなカリスマも来年還暦を迎える。「居酒屋とかで見かける割と老けたおっさんって、きっと俺よりちょい下なんですよ。たまたま俺はこういう仕事してるから、ちょっと若く見えてるだけで、『みんな一緒だよ。俺もすごいじいちゃんみたいなこと考えてるよ』って言いたいですね。もう周りがよく見える年じゃないでしょ。だから、自分の思うようにやったらいいんじゃないのかな」
「愛のために」には、日本の社会を支えてきた「おっさん」をねぎらう歌詞がある。「あの曲の中のおっさん、まだ定年じゃないんだもんね。(自分は)はるかに超越してしまいましたね。だから、おっさんっていうのは若いんですよ。おっさんを超えてからの方がはるかに長いぞと。締まりますか? こんなんで」。30年の時を超えて図らずも導き出された「おっさんは若い」説に会心の笑みを浮かべた。
〇…奥田は10月26、27日に東京・両国国技館でソロ30周年記念ライブ「59―60」を行う。1日目は弾き語りスタイルの「ひとり股旅スペシャル」。2日目は、30年前当時のメンバーが再結集したバンド「GOZ」によるライブ。「そのときのメンバーとまたやるってのが一番でかいんで。“ひとり”は一番どうでもいいと思ってます」。ソロ10周年ではギター1本で故郷の広島市民球場に錦を飾ったはずだが。「弾き語りって、人の結婚式とかで歌う時に練習するために始めたんですよ。あれはオプションなんですよね」と苦笑いしつつ、国技館という場所については「確かにひとりが似合うっちゃ似合う。造り的にね。あのムードある形も。元関取が焼き鳥持って行きますって連絡してきた」と明かした。
◆奥田 民生(おくだ・たみお)1965年5月12日、広島県生まれ。59歳。87年にロックバンド「ユニコーン」でメジャーデビュー。93年に解散後、94年にソロ活動を本格始動し、「イージュー★ライダー」「さすらい」などがヒット。井上陽水とのユニットやPUFFYのプロデュース、米国のバンド「The Verbs」での活動など多岐にわたって活躍し続けている。2009年にユニコーンが再始動。15年に自身のレーベル「ラーメンカレーミュージックレコード」を設立した。
続きを読む-
大物タチウオを10尾以上 一足早く“収穫の秋”となりました…釣りガール三浦愛の愛LOVEフィッシング「史上最低から史上最高へ」北星学園大付が新たな歴史作る…全国高校サッカー選手権予選・24日開幕【高校野球】来年こそ甲子園へ…宮城決勝で2安打を放った仙台育英・佐々木義恭「挑戦者でイチから」【ボーイズリーグ】女子の部を制したのは中日本選抜。猛打で4大会ぶりの優勝!荒川弘が「COSMOS」をイラストとコメントで推薦 特殊加工カードもらえるフェアも西山茉希、人生初のコスプレの仕上がりはメンズ!?「めっちゃイケメンなりそう」と共感の声も静岡ユース無念の連敗…Uー18日本代表にPK戦で力尽く…サッカーSBS杯国際ユース【小倉サマージャンプ】ホッコーメヴィウス出走取消で5頭立ての重賞に…1989年以来3度目“幻のウイスキー”の復活を目指す「駒田蒸留所へようこそ」前日譚がモーツーで【キーンランドC】5戦5勝の洋芝巧者モリノドリームは4番枠から名手に託す 陣営「立ち回りがうまいので」
下一篇:【POG】好調グレーターロンドン産駒のアルサクレイグに注目 永島まなみ騎手「前向きさがあって初戦から楽しみ」
- ·U―19日本代表、主将は大宮のDF市原吏音「呼ばれた時にやるつもりでいました」25日からキルギスでU―20アジア杯予選
- ·大谷翔平、自身初の40盗塁到達 4回に内野安打→二盗…史上最速「40―40」王手 残り1本塁打
- ·J1札幌 DF高尾瑠3戦連続の先発へ「全然大丈夫」…25日・アウェー磐田戦
- ·片岡大育、首位浮上 今季10戦9度予選落ちの「イップス」から復調 甲子園8強元球児の父と15年ぶりコンビ
- ·競馬を通し交流を深めるガールズライフコメディ「ウマがあう ウマであう」1巻
- ·20歳のアマチュア横山珠々奈が66で通算8アンダー暫定2位タイ浮上…ニトリレディス
- ·【巨人】畠世周が先発 平山功太、亀田啓太、三塚琉生のクリーンアップ…3軍の拓大戦スタメン
- ·ドジャース大谷翔平40盗塁の記念二塁ベースが試合途中に交換…MLB公認シールを貼られる
- ·体操 パリ3冠の岡慎之助、褒賞金が2000万円を突破! ロスでは4冠目指す「一つ一つ積み重ねて継続して」
- ·【高校野球】仙台三高が9得点の猛攻で7回コールド発進…佐藤誠真が4打点…秋季高校野球宮城県大会中部地区予選
- ·「クレヨンしんちゃん」夏の終わりにホラーSP、「変な家」の雨穴が脚本・声優出演(コメントあり)
- ·【高校野球】仙台三高が9得点の猛攻で7回コールド発進…佐藤誠真が4打点…秋季高校野球宮城県大会中部地区予選
- ·拓大の不破聖衣来「この経験を絶対に次のステージに生かさないといけない」…日本インカレで7位
- ·「旅サラダ」神田正輝、ゲスト出演した“役満ボディー”岡田紗佳に告白…「僕、麻雀できないんです」
- ·【札幌5R・2歳新馬】グランジョルノが2馬身差の完勝 ルメール騎手「最後は楽だった。能力がありそう」
- ·J2ベガルタ仙台 25日・千葉戦最後に海外移籍するMF長沢和輝…ラストマッチの置き土産は4連勝
- ·運動神経衰え、射手として遠距離でチクチク攻撃「射程極振り弓おじさん」1巻
- ·【札幌2R・2歳未勝利】香港のチャクイウ・ホー騎手が5番人気のローレルオーブでいきなり勝利
- ·大谷翔平、自身初の40盗塁到達 4回に内野安打→二盗…史上最速「40―40」王手 残り1本塁打
- ·【中京1R・2歳未勝利】ダノンザキッドの全妹ラヴァブルがV 西村淳也騎手「何の癖もなく、かわいらしい馬」
- ·拓大の不破聖衣来が復活の7位 スタートから8100Mまでトップ走り続ける 日本学生女子1万M
- ·永瀬正敏、27年越しの主演作公開で胸いっぱい「言葉にならない」
- ·井上尚弥のドキュメンタリー「孤高の王者の行方」Leminoで無料配信
- ·ダルビッシュ有がパドレスに再合流…制限リストから負傷者リストに移行、今季中に戦列復帰か
- ·危険タックルからの出場停止明け 町田FW藤尾翔太が語った反省と課題 黒田剛監督からも指導
- · ラグビー エディー・ジャパン、テストマッチ初白星へ カナダ戦の登録23人を発表 FB矢崎由高が4戦連続先発
- ·鉄オタの転生者と異世界を切り拓くコメディ、フルカラーの「東サンディス旅客鉄道」
- ·【巨人】連敗ストップへ浅野翔吾を初の2番で起用、坂本勇人は「5番・三塁」で2試合ぶり先発復帰…中日戦スタメン
- ·ドジャースを猛追するDバックス、今季MLB最多9本目満塁弾などで4連勝…レッドソックス吉田正尚は3打数無安打
- ·J1残留するため1失点への危機感がもっと必要…北海道コンサドーレ札幌・三上大勝代表取締役GMのコンサ便り
- ·渋野日向子「悔いの残らないように上を見て」 充実のオフを経て1か月ぶり実戦復帰
- ·“役満ボディー”岡田紗佳、初出演「旅サラダ」通天閣で絶叫…「私は空を飛びました」
- ·【中京1R・2歳未勝利】ソフトバンク・柳田悠岐選手がオーナーのゴッドヴァレーは4着 所有馬初Vならず
- ·トオル白ワイン持ってきて…「変わらない関係性うれしい」仲村トオル、舘ひろし&柴田恭兵らの前では“永遠の後輩”
- ·ブラック企業を離れ、人生をリニューアル!「工芸職人はセカンドライフを謳歌する」(試し読みあり)
- ·「今でも十分にセンター」小嶋陽菜がAKB劇場公演に降臨!「アイドルにゃんにゃんやっぱり世界一」の声